しつこい、迷惑、電話が嫌い・・・
それは、もしかしたら「ハイリー・センシティブ・パーソン」という気質の人間かもしれません。
私はその気質が高いと思っています。あくまでも自己分析ですが。
生まれつき「非常に感受性が強く敏感」な気質もった人の事です。
正式には「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPとは病気や障害ではなく、人口の15%~20%の人が持っている『性質』です。
全人口の2割と聞くと意外に多いな。って印象を受けませんか?
人口の2割もいるHSPですが、逆に言えば人口の8割は「HSPではない人」です。なのでこの8割の人たちから共感を得ることが難しく、HSPの人は生きづらさを感じてしまうのです。
HSPにはいくつかの生まれ持った特性があります。
①深く情報を処理する
場や人の空気を深く読み取る能力に長けています。しかし逆に言うと情報を読み取りすぎるため、疲れてしまう原因にもなります。
②過剰な刺激を受けやすい
光や音そして周りの状況から、普通の人より多くの刺激を感じてしまうため、人込みや騒音が苦手な傾向にあります。
③共感しやすい
親や自分の周りの人の感情を読み取り、自分を合わせることが多いのも特徴の一つです。また小説やドラマなどで、作品に強く感情移入する点も挙げられます。
つまり、HSPとは人よりも感度の高いアンテナを常に張っている状態なのです。
そしてこの感度のいいアンテナは、小さな仕草や言動で相手の気持ちを汲み取ることができたり、色々なものに深く感動できたりしますが、反面様々なことを敏感に感じ取り過ぎてしまうのです。
また外国人に比べ日本人は国民性からこのHSPの割合が比較的高いと言われています。
そんな方におすすめしたいのが、美術館めぐりです。
美術館は基本的に静かですし、自分のペースで、絵画や陶芸などを見ることができます。
まさに至福のとき。
次の休みは、どの美術館に行こうかな。